ストレートアイロンの使い方

ストレートアイロンを毎日使用する方が増えています。髪のくせを伸ばし、ツヤを与えるため、スタイリングのクオリティを向上させるためには、ストレートアイロンは必須のツールです。
ここでは、アイロン使用時の髪への負担を最小限に抑えるための正しい使い方をお伝えします。毎日のヘアケアに役立てていただければと思います。
1. アイロンの適切な温度は140℃〜180℃
ストレートアイロンを使用する際、温度の設定は非常に重要です。髪にアイロンを1度当てて、くせが伸びる速度で調整してください。
※髪質や髪の状態(クセの強さ)によって、温度設定や使用スピードを適切に調整することが重要です。細い髪や傷んでいる髪には低めの温度(140℃前後)が適しています。
2. 濡れた髪にアイロンを使用しない
アイロンを使う前に髪が完全に乾いていることを確認してください。髪が濡れている状態でアイロンをかけると、熱によって水分が急速に蒸発し、髪内部で水蒸気爆発が起こることがあります。
濡れた髪はキューティクルが開いており、非常にデリケートな状態です。アイロンの熱でキューティクルが傷つくことを防ぐため、必ず乾燥した状態で使用しましょう。
3. 高温での使用は髪にダメージを与える
アイロンを高温で長時間使用すると、髪の内部のタンパク質が熱変性を起こし、硬くなったり、パサつきやすくなります。
過度な熱によるダメージを避けるため、アイロンの温度は最適範囲で使い、必要以上に繰り返し使用しないようにしましょう。
4. 髪を引っ張りすぎない
髪を強く引っ張りながらアイロンをかけると、摩擦によってキューティクルが剥がれ、髪の水分やタンパク質が流出します。これにより、乾燥やダメージが進行します。
アイロンを使う際は、優しく髪を挟み、力を加えすぎないようにしましょう。
5. 同じ場所に何度もアイロンをかけない
同じ箇所に何度もアイロンをかけることは、髪の内部に過剰な熱が加わり、ダメージを引き起こします。
髪を少しずつ分け取り、内側から順番にアイロンをかけることで、効率的にダメージを最小限に抑えつつ、きれいに仕上がります。
お困りの際はお気軽にご相談ください
アイロンの使い方や、髪の状態に合わせたアドバイスが必要な場合は落合までご相談くださいませ。